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postheadericon 2011年12月よし!

2012 - がん友、皿海英幸さんのエッセイコーナー

   よし! 目標達成     
 「降水確率70%だけど、やはりジョギングの用意はしていくことにしよう。根拠はないが、良い結果をもらえそう」十二月二日は岡山医療センター内科受診日。良い結果をいただいたら、岡山市内でジョグを楽しむのは恒例であり、ゲン担ぎでもある。
 予約時間は十二時だが、家を八時前に出る。朝食抜きの血液検査なので、早く検査を済ませ、何か口に入れたい。だけど、電車に乗り読書を始めると徐々に空腹感が無くなっていく。出勤日だと空腹感を感じて、何か少し口にするのだが、余計なことだったのかな。
 血液と尿の検査を終了すると読書。今回は回復とセルフケアの情報誌「Be!」震災と障害者の問題について学習する。
 十一時、定食の販売が始まる時間なので食堂へ。A定食を注文。内容は魚のフライ・玉子豆腐・酢のもの・味噌汁にご飯。ちなみにB定食はチャーハン、ラーメン。中華の定番メニュー。炭水化物が多すぎるよな。
 十二時を少し回ったところで医師に呼ばれ、診察室へ。「薬を変えたのが良かったみたいですね。HeA1Cは6・0です」と医師。「そうですか、ありがとうございます」良かった。正常範囲は5・8以下だが、胃を全摘していると血糖値が変動しやすいので、平均値であるHeA1Cは高く出る人がいる。そこで「まずは6・0を目標としましょう」と医師に告げられていた。
 一か月前入院し、四十八時間連続して血糖値を調べた。その結果に基づき、薬を変え、生活上のアドバイスをいただいた。入院の効果があったようだ。でもHeA1Cは過去二カ月の平均値と言われている。他にも原因があるのだろう。思い付くままに記してみよう。
・「ドラッカー流健康マネジメントで糖尿病に勝つ」を読み、モチベーションを上げた。
・「甘いものは脳に悪い」「糖尿病がどんどん良くなる糖質制限食」等食事に関する本で再学習をした
・マラソン大会が近付いたこともあり、飲酒を控えた。
・ご飯の量を少し減らし、その分おからを食べて空腹感を紛らわせた。
・食後のウォーキングをする時間を少し早くから始めた。等が考えられる。
 ただ、空腹時血糖値が116とやや高い。できれば100を切りたいのだが。寝る前にもう少し体を動かしてみようか。冬の夜、ウォーキングは寒くて刺激があるのでふさわしくないだろう。ゆったりとしたストレッチを就寝、起床時に行ってみようか。
 生活習慣病は継続してよい値を出すというか、良い生活習慣を続けることが大切。一度や二度の結果で慢心してはいけない。でも、良い結果が出ると「頑張るぞ!」という気分を持続しやすい。
 「よい数値が出ましたね」診察室を出ようとする私に医師が声をかける。「はい、うれしいです」と応じる。信頼関係が増した気分だ。
 会計を済まして外に出ると空は曇っている。何とかジョギングができそう。「あれ!」岡山駅行きのバスに乗ると窓のほとりに水滴が少しだが付いている。「今日、雨が降ったのですか?」運転手に話しかける。「いいえ、洗車してきたのです」なあんだ、紛らわしい。
 駅のコインロッカーに荷物を入れると東口からジョギング開始。まずは津島町岡山大学キャンパスへ。東大でなくても銀杏並木が美しい。ただし、岡大名物は自転車通学。自転車とぶつからないように気をつけながら走る。
      
 帰る途中、岡山運動公園へ。欅を始め広葉樹の赤がとても美しい。カメラを忘れてきたのが悔やまれる。血糖値・コレステロールの数値がよいとジョグしていても身体の血液がさらさらと全身を流れているようで、とても気持ちよく調子がいい。この分だと間近に迫った青島太平洋マラソン、楽しんで完走できるような気がしてきた。