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postheadericon 2011年2月お騒がせしました

2012 - がん友、皿海英幸さんのエッセイコーナー

   お騒がせしました。
 一月の岡大病院受診に関するエッセイ「ちょっぴり残念でした 岡大受診」という題で記した。「検査結果が良くなかったのかと思い、心配しました。最後まで読み、残念だったのは検査のことではないとわかり、安心しました。あるいは「ほっとしました」というメールを複数の方から頂いた。
 エッセイの題をどうするかはいつも悩むところだ。新聞の見出しと同じで、内容を要約する、あるいは思わず読みたくなるようなものをと考え、決めている。
 今回の場合、読者の関心を引き付けるという効果はあったが、心配をかけたのではやりすぎ。
 心配された方が、「次回こそK看護師と会えると良いですね。私も応援します」と送って下さったのはありがたいこと。だけどメールの送り主はすべて女性。ちょっと複雑な心境だ。
   本当の話です
  二月十三日、「神戸バレンタインラブソン」に参加のため、神戸ポートピアアイランドへ行きました。受付は確か国際展示場一号館だったと思います。となりの二号館では「がん看護学会」の行事が行われていました。
 私はスキルス胃がんで胃を全摘しており、がんには強い関心があります。「どんなことをするのかな。資料だけでももらえればいいのに」と思いました。でも今日はマラソン大会の参加者。学会と言えば敷居が高い。
 「えっ!」十キロの部完走後、更衣のため一号館に帰りました。学会の行われている建物の前の喫煙コーナー、スーツにハイヒールの若い女性がずらり。
 喫煙はがんのリスクを高める最大の要因だということは素人でも知っているでしょう。学会に参加するのは看護師さんか、医大生かな。今日日、看護師さんはストレスの多い職業だと思います。でもがんの学会に参加する時くらい、禁煙できませんかね。
   通じにくいジョーク
 「神戸バレンタインラブソン」の参加賞はなぜか女性がチョコレートで男性が蘭の花でした。蘭の花ことばは・美人・変わりやすい愛情などがあります。妻に「『変わりやすい愛情』があるので、君に渡したくない。職場に持っていこうと思う」と伝えました。
 大会翌日職場に持参し事情を話し、一輪ざしに飾りました。次の日の朝です。職員Wさんに呼び止められました。「蘭の花ことば、悪い意味ばかりではないですよ」と言われ、花ことばを記したホームページの印刷物をいただきました。ありがたいことです。気を使っていただき感謝しています。でも、ちょっと違うのです。妻に「渡したくない」と言ったのは「変わらぬ愛をいつまでも私に」という意味であり、ジョークでくるんだ愛情表現だったのです。
 どうも私のジョークは周りの人に通じにくいようです。以前こんなことがありました。私たち夫婦の結婚披露宴でのことです。司会者が私に訊きました。「今日の料理で何が一番好きですか」「はい、刺身に添えてある大根です」刺身の大根は「ツマ」とも表現するので「妻が好き」に引っ掛けて言ったつもりです。
 「新婦は大根足なのですか」と司会者。ジョークが通じなかったようです。肝心の妻はと言えば「もっと良いものを言えばいいのに」と私にささやきました。「自分を卑下しなくてもいいのだよ」心の中で呟きました。どうも私のジョークは通じにくいようです。