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postheadericon 晴れてよかった健康マラソン(2018年03月06日)

2012 - がん友、皿海英幸さんのエッセイコーナー

  晴れてよかった健康マラソン(2018年03月06日)  皿海 英幸

 同僚Sさんとリフレで清掃の打ち合わせをしていた時だった。「皿海さん、今度の日曜(四日)頑張ってくださいね。雨が心配ですけれど」通りかかったOさんが声をかけた。「ありがとうございます。楽しんできます」「えっ、今度の日曜、何かありましたかね」とSさん。「Oさんも最近私のエッセイを読んでくれているのですよ。エッセイの最後あたりに『今度の日曜に井原のマラソン大会に参加』と記していたよ」「あっ、そうですね。私も応援しますよ。雨があまり降らなければいいのですが」Sさんも激励してくれた。

 「今日、雨は大丈夫だな」週間予報では時々雨だったが、少しずれて今日は雨の心配はなさそうだ。彼女たちの応援が後押ししてくれたと思うことにしたい。開会式ではゲストランナーの中村友梨香さん(天満屋女子陸上部)も「今日は私に取って記念日です。今までずっと雨女と言われ続けていましたが、今日は晴れ女ですよね」嬉しそうに挨拶をされた。まさに「晴れの国岡山」だ。

 「ブーブー」開会式直前だったか携帯のマナーが鳴る。「楽しんできてくださいね!」シンプルなメールは同僚Sさん。いつもありがとう。今回申込に際し、クリックする箇所を間違え、五キロの部出場だけに申し訳ない気持ちもちょっぴりあるが、彼女のメールが届くとやる気の炎が燃え上がる。

 さて、いつものように開会式を終え、出場する服にゼッケンをつける。Tシャツの上にカープのユニフォーム、そしてロングタイツ。気温十九℃では暑くなるかもしれないが五キロだから大丈夫だろう。

 そして補食。今日はいなりずし。この大会の参加賞はTシャツとカレー。補食を食べ過ぎ、カレーを完食できなかったら大変。距離も最近では珍しい五キロ。食べる量、タイミングが難しい。

 いよいよハーフの部がスタートし、次は五キロの部。スタート地点に整列していると「カープですよね、今日はお手柔らかにお願いします」見るとタイガースのユニフォームを着たランナー。見かけは私より体格がいいし、若そう。「今日は暑いからマイペース、楽しんで走りましょう」と無難に答える。わざわざあちらから挨拶に来たのだからむきになって競り合うこともないだろう。周りを見渡すとタイガースの帽子をかぶったランナーがもう一人いる。

 定刻通りスタート。集団がバラケテいないし、気温が高いので前半はややゆっくりペースで様子見だ。タイガースの連中は私より前からのスタートだが気にすることはない。運動公園の下り坂を降りたあたりでタイガースの帽子着用のランナーを追い抜く。マイペースとはいえ、距離が短いのでいつもより少しハイペース。

 折り返し地点辺りで中村友梨香さんと出会う。多くの人とハイタッチしながら楽しんで走っている。私もハイタッチ。「ゲストランナーとハイタッチしたのだからもうひと頑張り」と思いながら走っていると前方にタイガースのユニフォーム着用の彼が見える。「よし、ペースを上げよう」以外に早く距離が縮まる。「頑張って」と声掛けしながら追い抜く。余裕をもって追い抜いているそぶりを見せれば競り合う気持ちが減少するだろう。

 以後はマイペース。このコース、ラストは上り坂を走って運動公園に入るので、無理な追い越しはできない。気持ちよくゴール。

 服を着替えると、カレーをいただく。学校給食の調理場で作ったようであり、私は高屋小学校四年生の容器からついでいただく。美味しく完食。そういえば、職場でも今週木曜はカレーの日だったな。井原で食べて職場で食べないわけにはいかないぞ。

 気持ちよく完走し、腹ごしらえもできたので、市内散策に出かける。井原駅とその近辺は「井原デニム祭り」&「井原線得々市」が開催されており、賑わいがある。デニムの帽子、小物入れ。コースター辺りは驚かないが、「デニム素麺」には驚き。「食用藍パウダー」を使用した藍・緑・白色の三色麺詰め合わせ。話のタネにとお土産に買い求めるが果たしてどんな味がするのかお楽しみ。得々市では明治のゴボウを購入。

 その後、井原が誇る田中美術館へ行き、芸術鑑賞。充実した休日を過ごすことができた。これも応援してくれた方の思いが伝わり、晴天になったことが大きいと感謝しながら井原を後にする。