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postheadericon 年度替わりに二〇一七(2017年4月4日)

2012 - がん友、皿海英幸さんのエッセイコーナー

    年度替わりに二〇一七(2017年4月4日)   皿海英幸

 「『職員間のコミュニケーションを大事にし、チームワークで仕事をしてください。貴重な人材を失うことの無いように』と二年前、三月の理事会でI理事は発言されました。皆さんは貴重な人材です。今日一日は、そのことを自覚して過ごしてみてはどうでしょうか」三月三十一日朝のミーティングで私は発言した。二年前の年度末には五名もの職員が一斉に退職された。私に取り、三月三十一日は忘れられない日となってしまった。そこで、年度替わりに際し、感じるところを記してみたい。

 まずは定年に関すること。私は四月生まれで、もうすぐ六十四歳。定年までほぼ二年。定年を意識して仕事をする頃かもしれない。そこで気になるのはリフレ清掃。私の後継者はSさんと決まっている。いつも一緒に清掃をしているので、技術的なこと、利用者に対する声掛けの仕方は合格。そして四月一日、研修室ワックス清掃で年度初めの仕事がスタートしたのは幸先が良い。勤務時間が三十分早くなったSさんと準備の段階から一緒にできるようになったことは、責任者を目指すSさんのために良いことと思うし、私も張り合いがある。

 あとはワックス清掃の予定を決めること。これは府中市健康医療課、社協等リフレに入っている各機関と話し合いながら決める。スムーズに決めるためには各機関と親しくなると同時に信頼関係を構築し、「わかばのSさんが言っているのだから協力しようと思ってもらえるようになること。

そして利用者を割り振りし、勤務予定表の作成をし、配布する。おそらく今年度中にはできるだろう。今年度は一緒に計画を立てたり、実行したりして、来年度はSさんに任せてみたいと思う。清掃責任者として行動することにより、初めて気づくこともあるだろう。

 今年度から送迎担当を外れた。私が担当していたYさんは、Sさんが送りを行うこととなった。「練習するので付き合ってください」と言われ、四月一日の十二時過ぎ、送迎者の助手席に乗ろうとする。「ビー、ビー、ビー」けたたましい音。キーのボタンを押さず、キーを穴に突っ込んでドアを開けようとしたため鳴ったらしい。

 私がセクハラをしようとして、Sさんが非常ベルを鳴らしたかと思った人がいたらどうしよう。

その後、Yさんの住居までSさんの運転で行くが、運転は問題ない。Sさんを私が運転する車に乗せたことはあるが、Sさん運転の車に私が乗るのは今回が初めて。覚えやすい日が記念日となった。これで年度替わり初日の勤務は終了。

Sさんに関してはわかば勤務時間だけではなく、後任が決まるまでとはいえ、三月末から他の施設の応援もすることとなり、大変だとは思う。だけど、私がいてもいなくてもしっかり仕事ができるよう、清掃のこと、支援計画作成のこと、遠慮しないで注文を付けるつもりでいる。そして、後継者であるSさんは何があっても応援し続けたい。

年度替わりといえば、個人的には町内会の組長の任期が切れた。四月二日、町内一斉溝掃除の後挨拶をさせてもらった。今年度は監査、そして全組長としてアドバイスを求められれば協力だが、肩の重さは全然違う。

昼食後、妻が福山へ買い物に行くので、便乗させてもらい、私も福山へ。シューズラボという名の真面目な靴屋さんへ行く。ここは足のサイズを計り、その人に合った靴を勧めてくれる。今日はマラソンシューズを購入。これが私の年度替わりの気分転換であり、頑張ってきたごほうび。新しい靴で走れば気分も爽快。まして専門家に選んでもらった靴を履くととても気持ちよく、足を動かさずにはいられない。

帰りは福塩線で。行きの車の中も帰りの電車の中も今日は居眠り。組長としての任務が終わり、気を抜くことができたからか、もしくは勤続疲労が出てきたのか。いずれにしてもしばらくはウトウトしてもよい、のんびりしてもよい。まずは疲れを取り、新しい年度をしっかり過ごせる体制を作ろう。そして、今年度は再びフルマラソン完走に挑戦してみたい。

今年度は充実した年度になるような予感あり。

  四月二日記す。