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2012 - RFL広島みんなの広場

「 リレーフォーライフへの思い」
2013年のリレー・フォー・ライフに向け、日々の生活がある中、3月から実行委員会を行い、頑張って下さる方々に感謝の思いでいっぱいです。
今の自分に出来ることで・・・・と思い、近況を書かせて頂きます。
広島県で開催された第1回(旧広島市民球場)に参加して、私の中で大きな大きな目標になったリレー・フォー・ライフ!
「よ~し来年も!」と 生きる目標になった、大切なイベントです。
2013年がスタートしたお正月明け、吐血と下血で救急車で病院に行き、そのまま入院生活となりました。
3月、出来る治療がなくなった事を告げられ、4月より緩和ケア病棟のある福山市民病院に転院しました。
「自分の体におこっている現実を、きっちり受け止め、日々 頑張っていく!」
なんて、やはりなかなか出来なくて、だけどこの状況を知った家族も辛いだろうし、これ以上、心配かけたくなかったから、不安や怖さを出さないようにしました。
夜、一人になると、抑え込んでる思いが出てきて、眠れなかったり、泣いてしまったり・・・・そんな私の気持ちを、少しずつ和らげ前に向けてくれたのは、薬や点滴ではなく、人の心でした。
”私のことを思ってくれてる人がいる”
”私は一人じゃないんだ”
この事に気づいてから「余命が あと・・・・」なんて思うことが減り、いや、そうでなく「もっともっと生きていくよ 私は!」と思うようになりました。
やりたいことを、たくさんあげて、目標にし、どれも ひとつひとつ可能にしていくぞ、と思えるようになっています。
急に状況が悪くなり、入院生活を送るようになった1月以前から、ずっと支えて頂いている方々はもちろんだけど、偶然の出会いでかかわった方からも、生きる力になる優しい心をもらえて「人の力ってすご~い!」と痛感したことを ちょっとだけ書いてみます。
入院中 車椅子で廊下を歩いていたら、背中から「砂田さんですよね」の声で、向きを変えたら、まったく知らない人でした。
「リレー・フォー・ライフで話された砂田さんですよね?」
この言葉で、一気に不安な気持ちが緩み「ハイ!そうです」と言いました。
「あの時、夜のステージでの話を聞いて感動したんです」
と言ってくださったこの方は看護師さんでした。「こんな感動する話をされた患者さんが、自分の勤務する病院の患者さんだと後から知って、そのことだけでも嬉しくて、いつか逢えたら・・・とずっと思ってきたので、今日会えたのが嬉しくて声をかけずにいられなかったんです」と言って頂きました。
輸血をしていたしんどい状況だったけど、この方と出会えた嬉しさが、体のしんどさを 不思議なくらい和らげてくれました。
私事ですが、息子の結婚が決まり これが大きな目標となり 絶対に元気な姿で結婚式に出席するぞ!と思っています。
息子としては、やはり心配もあったようで、私に 二人のウエディング衣装を見せようと計画してくれました。 昨年のルミナリエステージで話をした教え子の美容院のみんなと、息子とで考えてくれたというだけでも、嬉しくてたまりませんでした。
人の繋がり、人の絆が 生きる力になると思えました。
生まれ育った場所でもあり、私と教え子との想い出の地でもある尾道市向島の立花海岸、そして高見山山頂で写真撮影をしました。
外出願いを出し、車椅子で 息子とお嫁さんになる彼女の姿を見ると共に、教え子が息子たちのために一生懸命してくれる姿を見て、幸せな想いでいっぱいになりました。
ちょうどこの日、高見山へトレーニングで尾道高校ラグビー部の方々が来られていました。そのすぐそばで行われた写真撮影。
山頂まで走って上がるトレーニングをしたばかりの高校生は、体から元気のパワーが溢れているのを感じました。私のところまで届くほどのパワーでした。
息子たちの事を気遣ってか、あまり大きな声をされず。汗をかいたトレーニング後の処置などされながら、撮影を見てくれていました。
その後 監督さんが生徒さんに、この後走って山を下りて帰る事を告げられてから、私の方へ「お二人のお名前は?」と尋ねられました。
そばに付いていてくれた私の妹と一緒に慌てて二人の名前を言うと、監督さんは生徒さんに名前を言われ、全員で整列したかと思ったら
「○○さん!○○さん!おめでとうございます。お幸せになってください」「万歳!万歳!万歳!」
そして、走って山を下りていかれました。
高見山山頂展望台の空気が、一気にかわりました。
優しい風が吹いたような・・・あったかい空気に包まれたような気がしました。
私はもちろんですが 息子たちも その場にいた皆がサプライズプレゼントに感激しました。 突然のことで「ありがとうございました」というのが精一杯でした。
偶然 その場に居合わせた・・・そんな時でも 人の心は繋がるのですね。
かかわってきた時間の長さが、人のかかわりの深さを決めるものじゃない!
何気ない生活の中で 言葉をかわす事で生まれる“心”の繋がりがあるんだと、改めて思った出来事でした。
そんなひとつひとつが 今の私の頑張る支えとなっています。
浜中先生が届けて下さった実行委員さんの寄せ書きは ベットのそばに置き 9月を目指す目標になっています。
                               砂田和子