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postheadericon 儲かっちゃった

2012 - がん友、皿海英幸さんのエッセイコーナー

八月四日、すばるクリニック主催「看護学生と共にがん克服体験談を学ぶ」に参加し、私のがん体験について語ってきました。場所は玉島市民交流センターです。交通費は主催者が払うということで、JRで高木駅から新倉敷駅へ行き、そこから会場まではタクシーで行きました。
 研修会終了後、事務局TさんにJRの切符とタクシーの領収書を渡し、往復の交通費をいただきました。地図で見ると、会場のすぐ近くにタクシー会社があるようです。そこでタクシーを電話で呼ばず、会社へ向かって歩きました。会社へはすぐにつきましたが、タクシーは出払っているようです。人影も見えません。
 「まあいいや。少し歩けば大きな道へ出る。タクシーが拾えるだろうし、バス停だってあるだろう」と思い、歩き始めました。しばらく歩きましたが、拾えません。看護学生の乗った貸切りバスが通過して行きました。もし、私に気づいたら、「がん体験者でも丈夫な人がいるな。こんな暑い日に一人でウォーキングか」と思ってもらえるでしょうか。ほんとはちょっぴり照れ臭い。
 「えっ! なんだか見慣れた風景だぞ」もしかしたら「倉敷ツーデイマーチ」で歩いたコースなのかな。それとも駅のロッカーに荷物を入れ、ジョギングを楽しんだことのあるコースかな。どちらにしても駅はそう遠くないということ。そういえば向こうに新幹線の高架が見えている。
 「スーパーの駐車場を横切ったら、駅前への道に出ますよ」通りすがりの女性に道を尋ねるが、やはりそう遠くはない。よし、ここまできたら歩いて行こう。でも、タクシー料金七百円余にしては近いなあ。それに、偶然だが今日は玉島祭りの日。祭りの雰囲気を味わいながらタクシー料金を浮かすことができた。儲かっちゃったな。
 ちょっと待った。こういう行為、事務局に届けなかったら、ねこばば。つまり軽犯罪行為ということになるのかな。今度会ったら報告しよう。